従来使用しているブラスト装置等の供給するエアー量、研削材の量等を踏まえるとエアーの反力や粉塵の多さによって、狭隘部での作業性には問題があり、残存塗膜が発生する。動力工具での除去作業を行っても1種の素地調整と同等の品質維持が難しい。
対象物の形状等にもよるが、エアーの反力と粉塵の多さを抑えるために少ない空気圧で小さなノズルを使った小型簡易ブラスト機（吸引型）の併用で1種ケレン相当の仕上がりが期待できる。小型簡易ブラスト機は対象箇所が目視できる範囲であれば、多少距離があっても研削剤が到達でき素地調整が可能と考える。